ゴルフ用語
ゴルフ用語も覚えなさい。
●アイアン
グリーンを狙うショットや、方向性を重視したティショットに使われる。一般的には3~9番アイアンとピッチングウェッジ、サンドウェッジがフルセットになる。プロや上級者は、アプローチウェッジや1、2番アイアンを使う人もいる。
●アウト
コース前半(18ホール)の1~9番ホールのこと。昔のコース設計の名残りとされ、前半の9番ホールまでクラブハウスから遠ざかり、後半の18番ホールでクラブハウスに戻る形となる。つまり「Going out(略してアウト)」、「Coming in(略してイン)」と呼ぶ習慣からきている。
●アウトオブバウンズ
Out of bounds(OB)のこと。プレイ禁止区域。白杭や白線などで境界を設け、ボールがこの区域に入った場合、ペナルティが課せられる
●アウトサイドイン
初心者に多く見られる打ち方で、ダウンスイングのときクラブヘッドがボールに対して外側から内側に入っていく軌道のこと。アウトサイドインのショットはスライスしやすい。
●アルバトロス
パーより3つ少ない打数でホールアウトすること。ロングホールの第2打目がカップインするのが普通。意味は「アホウドリ」。
●アンジュレーション
コース内にある起伏のこと。
●アンダーパー
18ホールの標準打数(パー)より少ない打数でホールアウトすること。
●アゲンスト
向かい風。
●アップダウン
コース内の起伏(アンジュレーション)を表現したことば。
●アテスト
ストロークプレイにおいて、競技終了後、スコアに誤りがないことを証明するサイン。正式な競技時の場合、アテストを忘れると競技失格となる。
●アドバイス
プレイ中にある項目の決断やクラブの選択、打ち方などに影響を与えるような助言。通常のストロークプレイでは、自分のキャディ以外からはアドバイスを受けられない。万一アドバイスを受けると聞いた人も教えた人も2打ペナルティを課せられる。但し、旗竿の位置やグリーンの方向など、公的な事実はアドバイスとして含まれない。
●アドレス
ショットする際の構え。ボールを打つ意志でスタンスを決め、クラブをソールする(クラブの底面を地面につける)ことだが、ハザード内ではスタンスを決めた段階で、アドレスしたものとみなされる。
●アプローチ
グリーンの周辺からホールを狙うショットのこと。別称:寄せ
●アリソンバンカー
深くアゴの突き出たバンカーのこと。イギリスの名プレイヤーでコース設計者でもあるチャールス・アリソンが設計したことが始まり。
●アンジュレーション
コース内にある起伏のこと。
■イ~
●イーグル
パーより2つ少ない打数でホールアウトすること。ミドルホールの第2打目、ロングホールの第3打目がカップインするのが普通。意味は「わし」。
●イン
後半の18ホールのこと。10~18番ホールの総称。
●インサイドアウト
ダウンスイングのときクラブヘッドがボールに対して内側から外側に抜けていく軌道のこと。インサイドアウトのショットはフックしやすい。
●インターロッキンググリップ
右手の小指を左人差し指の下から絡ませて握るグリップの方法。親指を除き、6本の指で握る形になる。ジャック・ニクラウスが採用しているグリップとしても有名。
●インパクト
クラブのフェースがボールに当たる瞬間のこと。
●インプレイ
ティショットからそのホールをホールアウトするまでのこと。この状態にあるボールはルールで認められた場合を除き、触れたり動かしたりすることができない。もし違反すると1打のペナルティが課せられる。
●ウェートシフト
スイングの時に起こる体重移動のこと。
●ウォーターハザード
コース内にある海、湖、池、川、溝、排水溝、被いのない水路、及び類似した水域の総称。
■エ~
●エクスプロージョン
バンカーなどで直接ボールを打たず、砂の拡散によりボールを打ち出すショット。
●エッジ
グリーンやバンカーなどのふち。また、クラブのフェースとソールとの接点のこと。
■オ~
●オーケー
マッチプレイで対戦相手が次のパットでホールアウトするのが確実である場合、パット省略を許可する宣言のこと。正式にはコンシード。
●オナー
ティショットで一番先に打つ人に与えられる総称。ラテン語で栄誉の意。
●オーバースイング
クラブヘッドが地面を指すようなトップスイング。左ひじの曲がりや、グリップのゆるみなどが主な原因で、初心者や女性に多く見られる。
●オーバーラッピンググリップ
右手の小指を左人差し指の関節の上に引っかけて握るグリップの方法。親指を除き、7本の指で握る形になる。
●オブストラクション
コース上にある人工でできたすべての障害物のこと。
●オープンスタンス
右利きの人で、両足のつま先を結ぶラインが飛球線よりも左に開く構え方。
●オープンフェイス
クラブフェースが開いて球に当たること。カットすることになるので、球にスライス性の回転を与える。
●オン
グリーンにボールが乗ること。
ア行 カ行 サ行 タ行 ナ行 ハ行 マ行 ヤ行 ラ行 ワ行
■カ~
●カジュアルウォーター
雨などでコースにできた一時的な水たまりのこと。ショットの際、スタンスがかかる時やボールがここに入った場合は、ボールから一番近い地点を決め、そこからノーペナルティでドロップすることができる。
●カップ
グリーン上に設けられた直径108mmの穴。正式にはホールと呼ぶ。
●カート
キャディバッグを運ぶための車。
■キ~
●キック
ショットしたボールが地上で弾むこと。
●ギブアップ
競技を断念すること。マッチプレイでホールの負けを自ら認めること。
●キャディ
プレイの進行を助けてくれる人。自分についたキャディのみプレイアドバイスが許される。
●キャディフィー
キャディに支払うお金。
●キャリー
ショットしたボールが地上に落ちるまでの飛距離。
●キャロウェー方式
ハンディキャップ算出法のひとつ。ライオネル・キャロウェーによって考案された略式のハンディキャップ算出法。
■ク~
●グラスバンカー
バンカーとして設計したが、芝を伸ばし、スルー・ザ・グリーンの扱いにしているくぼ地のこと。ハザードではない。
●クラブ
ボールを打つ道具。距離を飛ばすことを目的としたウッドとグリーンに寄せることを目的としたアイアン、サンド・ピッチングウェッジ、パターからなる。
●クリーク
コース内を流れる川のこと。また、5番ウッドの別称。
●グリーン
ホールごとにあり、芝生が刈り込まれたところ。正式にはパッティンググリーンと呼ぶ。
●グリーンバンカー
グリーンの周りに配されたバンカーのこと。ガードバンカーとも言う。
●グリーンフォーク
ボールの落下時にできたグリーン上のくぼみを修理する道具。プレイヤーの必須アイテムでもある。
●グリーンフィー
コース使用料金のこと。
●グロス
18ホールでの総打数。
●クロスバンカー
フェアウェイに食い込むように配されたバンカーのこと。
■コ~
●誤球
自分のインプレイボール以外のボールを打つこと(暫定球や規則で認められた第2球のボールを除く)。もし誤球した場合、ペナルティとして+2打を課せられる。
●コース
プレイ可能区域。
●コースレート
そのコースのレイアウトとヤーデージとを加味してJ・G・A(日本ゴルフ協会)が測定したコースの難易度のこと。
●コンプレッション
ボールの硬さのこと。
●コンペ
コンペディション(=競技会)の略。
ア行 カ行 サ行 タ行 ナ行 ハ行 マ行 ヤ行 ラ行 ワ行
■サ~
●暫定球
ショット後、ボールがOBの危険性が高い場合やウォーターハザードなどで紛失の可能性がある場合、打ち直しをせずにこの暫定球を打つ。
●サンドウェッジ
バンカーショット用のアイアンクラブ。ジーン・サラゼンにより考案。
■シ~
●シニア
満50歳以上の人が参加する競技会のこと。
●シャフト
クラブの柄の部分。
●シャンク
インパクトの際、クラブフェースのネック寄りにボールが当たること。このときボールは急激に右に飛ぶ。別称ソケット。
●修理地
コース内の修理が必要な部分。通常は青杭で表示されている。グリーンキーパーが作った穴などもこれに含まれる。別称アンダーリペア。
●障害物
コース内にある人工物。動かすことが可能な障害物と動かすことができない障害物とがある。ショット時に邪魔になる場合、障害物を取り除いたりボールをドロップしてプレイしてもペナルティにはならない。動かせる障害物:空き缶・タバコの吸いがら・バンカーレーキなど 動かせない障害物:カート道路・スプリンクラー・支柱など
●ショット
ボールを打つこと。ストロークともいう。
●ショートアイアン
7、8、9番アイアンの総称。
●ショートカット
ドッグレッグホールでコーナーを越してショットする戦略のこと。
●ショートホール
パー3で229メートル以下のホール。
●シングルプレイヤー
ハンディキャップがひと桁の上級者。
■ス~
●スイートスポット
クラブフェース部分の重心点。ココに当てることでボールをきれいに飛ばすことができる。
●スエー
スイング中に体が左右に動くこと。
●スクラッチ
ハンディキャップなしで競技すること。
●スタイミー
ボールとホールを結ぶ直線上に障害物(木や林など)があるときのこと。
●スタンス
ボールを打つために足の位置を定めること。ハザード内ではスタンスをとった時点でアドレスしたものとみなされる。
●ストロークプレイ
ある一定のホール数の打数のグロス(総合計)からハンディキャップ数を引いたもので順位を決める競技方法。
●スプーン
3番ウッドの俗称。
●スライス
ショットしたボールの軌道が右に曲がって飛ぶこと。距離も出ず、風の影響も受けやすい。
●スルーザグリーン
コースのうち以下のエリアを除いた残りの全域。現にプレイしているホールのバックティおよびグリーン(但し、クローズしているグリーンはスルーザグリーンとなる)。コース内のすべてのハザード。
●セミパブリックコース
メンバーコースではあるが、会員数が少ないためビジターにもプレイできるよう開放しているコース。
■ソ~
●ソケット
ヘッドとシャフトを繋ぐ部分。
●ソール
クラブヘッドの底面。ソールを地面につけることを「ソールする」と言い、ハザードでソールするとペナルティとして、2打罰が課せられる。
ア行 カ行 サ行 タ行 ナ行 ハ行 マ行 ヤ行 ラ行 ワ行
■タ~
●ダウンスイング
テイクバックのトップからインパクト手前までの振り下しの過程のこと。
●タッチ
パッティングの距離感を表す言葉。
●ターフ
芝生のこと。
●ダフ
ミスショットでボールの手前の地面を叩くこと。「ダフる」「ダフり」などの造語もある。
●ダファー
ダフることの意から、初心者のこと。
●ダブルペリア方式
ペリア方式を改良したもので、簡易的なハンディキャップ算出法としてはもっとも公平なハンディキャップと言われ、一般的に利用されている算出法。正式名称は新ペリア方式。ハンディキャップ算出法のページ参照。
■チ~
●チップイン
グリーンへのアプローチショットが直接カップに入ること。
●ちょろ
ミスショットでわずかしかボールが転がらないこと。
■テ~
●ティアップ
ティショットの際にボールをティぺグに乗せること。
●ティグランド(正式名称:ティインググラウンド)
各ホールにおいて第一打を打つ場所。
●ティショット
ティグラウンドから打つ第一打。
●ディボット
ショット時のスイングにより切り取られた芝生の断片。プレイマナーとしてディボット跡は自分のモノでなくても直しておく。
●ティマーカー
ティグランドの区域を表記するための標示物のこと。
●ディンブル
ボールの表面につけられたくぼみのこと。
●テンプラ
ミスショットでボールが高くあがり過ぎてしまうショット。
■ト~
●トゥ
クラブヘッドの先の部分。
●ドッグレッグ
犬の後足のように左右にわん曲しているコースのこと。
●トップ
ミスショットでボールの上方を叩くショットのこと。
●トップスイング
テイクバックの頂点のこと。トップオブスイングともいう。
●ドライバー
1番ウッド・クラブのこと。
●ドロップ
規則に基づいてボールを拾い上げ、定められた地点に落とすこと。
●ドローボール
ボールが軽く右から左にカーブして落下するショットのこと。
ア行 カ行 サ行 タ行 ナ行 ハ行 マ行 ヤ行 ラ行 ワ行
■ニ~
●ニアピン
第一打でボールをピンにもっとも近づけた人を勝者とする競技。
●ニブリック
9番アイアンの別称。
■ネ~
●ネック
クラブ・ヘッドとシャフトの接続する部分のこと。
●ネットスコア
1ラウンドの総打数からハンディを差し引いた数のこと。
ア行 カ行 サ行 タ行 ナ行 ハ行 マ行 ヤ行 ラ行 ワ行
■ハ~
●パー
ホールの基準打数。
●ハザード
バンカーとウォーターハザードの二種類がある。
●パター
パッティングの時に使われるクラブのこと。
●バックスイング
クラブを後方に上げる動作を表す言葉。
●バックティ
1ティグラウンドのもっとも後方に設置されたティのこと。
●バックナイン
18ホールのうち後半の9ホールのことで、インコースと同義語。
●パット
グリーンの上でボールを転がし、カップを狙うショットのこと。
●バッフィ
ウッド・クラブの4番の別称とされる。
●バーディ
パーよりも1打少ない数でホール・アウトすること。
●花道
バンカーに取り囲まれたグリーンで、バンカーとバンカーの間に設けられた花道状のエリア。エプロンともいう。
●ハーフ
1ラウンドの半分の9ホールをハーフという。また、マッチ・プレイで相手と引き分けること。
●パブリックコース
会員制でなく一般ユーザーに開放しているコース。
●バンカー
砂を敷き詰めたハザード。バンカーからのショットはアドレス時にクラブをソールできない。
●パンチショット
向かい風に適した打法。クラブを短く構え小さなスイングでクラブヘッドをボールにぶつけるように打つ。
●ハンディキャップ
各人の技量を数値で表したもの。上達に応じてハンディキャップも更新を行う。
■ヒ~
●ビジター
会員の紹介や同伴などにより来場した非会員プレイヤーのこと。
●ピックアップ
ボールを拾うこと。
●ピッチエンドラン
ボールを柔らかく上げ、グリーンに落ちてからはランを利用してホールに寄せていくアプローチの打法。
●ピッチショット
ボールを高くあげバック・スピンをかけて、グリーンに落ちてから急速にとまるアプローチの打法。
●ピッチングウェッジ
アプローチ時のピッチショットに適したロフトの大きいクラブ。
●ヒール
クラブヘッドのシャフト寄りの部分の名称。
●ピン
ホールに立てる旗竿のこと。
■フ~
●ファーストグリーン
ボールの転がりやすいグリーンのこと。速いグリーン。
●フィー
手数料、入場料のこと。
●フェアウェイ
ティグランドからグリーンまで続くしっかりと刈り込まれた芝生地帯のこと。ラフと違いライが易しいのでショットしやすい。
●フェイス
クラブヘッドのボールを打つ面のこと。
■ヘ~
●ヘッドアップ
スイング中にボールから目を離し、頭を上げてしまうこと。
●ペナルティ
ルールに反したプレイを行った際に課せられる罰打。
●ペリア方式
ハンディキャップ算出法の一つ。ダブルペリア(用語集参照)が12ホール無作為に選び出すのに対し、ペリアは6ホールの選出からハンディキャップを導き出す。
●ベントグリーン
常緑性の高い欧米のベント芝を張ったグリーンのこと。これに対して高麗グリーンもある。
■ホ~
●ボギー
パーより1つ多い打数でホールアウトすること。2打多い場合はダブルボギー。
●ポットバンカー
小さくて深いバンカーのこと。
●ホームラン
グリーン周りのバンカー(ガードバンカー)からのアプローチショットで、グリーンを大きくオーバーするミスショット。
●ホール
広義ではティからホールアウトするまでのエリアを指す。狭義ではグリーン上に設けられた穴のこと。
●ホールアウト
ボールをホール内に入れ、プレイを完了すること。
●ホールインワン
ティショットからの第1打でホールにボールを入れること。
●ボールマーク
グリーン上でボールの落下によってできたくぼみ。このくぼみを直す道具をグリーンフォークという。
ア行 カ行 サ行 タ行 ナ行 ハ行 マ行 ヤ行 ラ行 ワ行
■マ~
●マーク
ボールを拾い上げる際に、ボール位置に印をつけること。マークする前にボールを拾い上げるとペナルティになり、1打課せられる。
●マッチプレイ
マッチ方式の試合のこと。1ホールごとに勝敗を決めていく。
■ミ~
●ミドルホール
コース距離(ヤーデージ)が251~470ヤードに収まるパー4のホール。18ホールのうちでミドルホールが10ホール設定されているのが通常。
■メ~
●目玉
バンカーの砂にボールがめり込み、目のようになっている状態を指す。
ア行 カ行 サ行 タ行 ナ行 ハ行 マ行 ヤ行 ラ行 ワ行
■ヤ~
●ヤーデージ
ヤードで測った長さのこと。1ヤード≒0.914メートル。
●ヤーデージポスト
カップまでの残距離数を示す標示物のこと。100・150・200ヤード地点に標示されるのが一般的である。
■ラ~
●ライ
ボールが止まっている位置や状態のことを指す。例えばボールがラフの中にある場合「ライが悪い」や「ライが難しい」など表現とする。
●ラフ
フェアウェイの芝とは異なり、丈の長い芝が生えている場所のこと。
●ラン
ボールが着地してから転がることを指す。弾道が低いドライバーなどはランが多く、逆にショートアイアンなどはランが少ない。
●ランニングアプローチ
ボールを転がしてピンに寄せるアプローチ方法の一つ。ライが悪い時などに最適。
■リ~
●リカバリー
ミスショットを挽回すること。
●リプレイス
ボールを元の場所に戻すこと。
●リンクスコース
スコットランドに多い海岸沿いの草原地帯にあるコースのこと。特徴として深いポットバンカーが点在し、フェアウェイに無数のマウンドがある。海風が吹くため難易度の高いコースが多い。
■ル~
●ルースインペディメント
コース内にある様々な障害物。具体的には、小石や落ち葉、枯れ枝または虫及びそれらの放出物など自然物を指す。但し、成長したり、地面にくい込んだりボールに付着していないものであることが条件となる。グリーン上に限り、砂やバラバラの土はルースインペディメントとして見なされる。
■レ~
●レギュラーティ
通常使用されるティショットを打つ場所のこと。
●レディスティ
通常のレギュラーティに対して、女性専用のティグランド。
■ロ~
●ローカルルール
正式ルールとは違い、そのコースにのみ適用されるルールのこと。
●ロストボール
ボールを紛失してしまうこと。
●ロフト
クラブのフェース角度のこと。
●ロングアイアン
1~4番アイアンの総称。
●ワンオン
第1打をグリーンに乗せること。